Beat46・WEBドラム教室[08-18]

【セッティングの知識18】

シンバルのセッティング(4)

〜鳴り方が異なる〜

 シンバルのヘリ(端っこ)を真横からショットした場合、アタック音がほとんどなく、「ゴワーン」と余韻だけが伸びる感じの音がします。
 また、斜め上からスティックの腹を使ってひっぱたくように叩けばアタック音も出て「シャーン」という音になる。
 通常は後者のように叩くのが一般的です。
 が、ヘリを真横から叩くのも、違った音の効果があるわけですから、やってはいけないわけではない。
 叩き方によってシンバルの鳴り方が異なることを知った上で使い分ければよいのです。
 高さや自分からの距離を考えて、色んな叩き方が出来る範囲のセッティングを考えるべきでしょう。
 特に、シンバルは高くすればカッコイイですがその分、移動も含めた速いスティックコントロールが必要になります。

『以上、セッティングについて様々述べて来ましたが、イスは可能な限り高くして自分の目線を高くし、タムは角度をつけ過ぎずにスネアとの距離を近く、互いの角度を滑らかにして段差を少なくし、シンバルは高くし過ぎないで色んな叩き方が出来るようにする、ということです。
「楽に叩けるように」
ということが最大の目的です。』

2006年07月22日発行第108号掲載

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