Beat46・ WEBドラム教室[08-17] 【セッティングの知識17】 シンバルのセッティング(3) |
〜距離と角度がポイント〜(その2) シンバルは、スティックを当てる角度によって様々に音が変わります。 1枚のシンバルでも、スティックのチップで叩くか、腹で叩くかによっても変 わります。 (セッティングの知識9−7で述べたシンバルの種類と用途も参考にしてくださ い) 要は、いかなる叩き方も出来るように角度を決めた方がベターです。 ライド・シンバルについては45度位の角度にした方が、チップ、腹の両方で 叩きやすいですが、高さを低くして角度をあまりつけないようにするのもひとつ の方法でしょう。 リズムを刻むというメインの使い方がやりやすいようにセッティングすると良 いと思います。 (低くする場合はフロア・タム側にセットすることになるでしょう) この、ライド・シンバルよりも必然的に高くなる、クラッシュ・シンバルの角度 で多少悩むかもしれません。 私は、クラッシュ・シンバルをチップで刻む、或いは真ん中のカップも叩く、 というプレイもするので、カップの半面は確実に見えて、且つスティックが届く 高さと角度を保ちます。 クラッシュ・シンバルは端を強く叩くと揺れるので傾け過ぎると、連打したと きにシンバルが傾いたままの状態で叩くことになり、チップでシンバルを打って しまって、シャーンと鳴らなくなってしまうのです。 時折、クラッシュ・シンバルを水平にセットしているのを見かけます。 一切角度を付けずにという状態で、シンバルの端を横からショットしているこ とが多い。これは決して間違いではありませんが、シンバルの鳴り方が変わるの です。 このことも含めて、次回もう一度シンバルの解説です。 |
2006年07月08日発行第106号掲載 |
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