Beat46・WEBドラム教室[08-16]

【セッティングの知識16】

シンバルのセッティング(2)

〜距離と角度がポイント〜(その1)

 では、シンバルをセッティングしてみましょう。
 標準的なセットとしては、ハイハットの他に、前述のクラッシュ・シンバルが
2枚、ライド・シンバルが1枚です。
<ライド・シンバルはフロア・タムのすぐ上に、クラッシュ・シンバルの1枚は
向かってそのすぐ左側に>、もう1枚はハイハットとハイ・タム(小さい方のタ
ム)の間の上にセッティングします。
<>の2枚の位置を逆にしてもいいでしょう。
その場合、ライド・シンバルを多少ロータム(大きい方のタム)側に寄せた方が
いいかもしれません。
この場合ライド・シンバルが自分から多少遠くなることを認識してください。
高さは、あまり高くし過ぎない方が良いでしょう。高い方がカッコ良く見えるか
もしれませんが、タムや、スネアから素早く移動してショット出来るように訓練
が必要です。また、シンバルが多少タムにかぶさるように置いた方が自分から遠
くならないし、スネアに移動しながらショットする時にタムが邪魔に感じること
もないと思います。タムの打面の中心を狙って叩くわけですから、その中心を越
えない範囲でならかぶさっていいわけです。
シンバルスタンドで調節するこの「高さ」と、タムへのかぶさり具合で、無理の
ない距離を保ってください。
さらに、シンバルをどれ位傾けるかで、この距離も変わってきますね。
その角度については次回に述べます。





(写真1)
(写真2)
(写真3)
(写真4)
2006年07月01日発行第105号掲載

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