Beat46・WEBドラム教室[08-14]

【セッティングの知識14】

タム・フロアタムのセッティングまとめ

タム・フロアタムのセッティングまとめ

〜やっぱり高い方がベター〜

 タムとフロアタムのセッティングを述べてきて、読者の中には気づいた方もいるかもしれません。
 タムの高さが、バスドラムの大きさ、タムの胴の深さ、傾ける限度 等の条件で、最低限の高さがあるわけですから、スネアドラムとフロアタムの高さが高くなれば、タムとの高さの差が小さくなるわけです。
 これって・・・
そう、イスの高さを高くすれば良いのです。
 そうするとスネアドラムとフロアタムの高さもより高くなってタムに近くなるわけです。
 <座り方・姿勢>の解説で、ドラムセット全体を見下ろすように・・・と述べましたが、イスが低過ぎるとタムが高くなり、スネアドラムやフロアタムとも距離が広がって叩きにくい。おまけに足の動きにも影響が出るし、腰にも負担がかかる。いいこと全然ないわけです。タムを傾け過ぎるとスティックコントロールも影響が出る、選択肢を狭める。
 セッティングがいかに大切かは明確です。
 そしてそのセッティングも、イスの高さで決まる。やはり、まず自分が座るイスの高さが一番大切なわけです。
 だからといって無理矢理イスを高くし過ぎないこと。
 足が届かないのに車輪の大きな自転車に乗ってるオバチャンみたいに・笑。
 次回、シンバルのセッティングです。


2006年05月06日発行第097号掲載

[→]次のページ[08-15]【セッティングの知識15】

[←]前のページに戻る

【セッティングの知識・メニュー】

[⇔]WEBドラム教室メニュー


Copyright (C) 2006-2015 Beat46 All rights reserved.
Beat46ドラム教室