Beat46・WEBドラム教室[08-12] 【セッティングの知識12】 タムのセッティング(4) |
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〜タムも傾け過ぎない!〜 さて、タムのセッティングに話を戻します。 タムは低くするのに限度があるということはすでに述べました。 打面を自分に向けて傾けるわけですが、傾け過ぎないように注意が必要です。 ある程度以上低く出来ない分、どうしても大きく傾けたくなりますが、こうすると、スティックの先が鋭角に当たってしまい、打面をしっかりヒットすることが出来ない。また傾け過ぎたまま、スティックを打面に真っすぐ当てようとすると、押し付けるような振り方になってしまう。 逆に言うと、押し付けるような振り方=手首と指をちゃんと使ってスティックを振れない人は、タムを傾け過ぎる傾向にあるということです。 45度でもやや傾け過ぎだと思って下さい。45度以上だと明らかに傾け過ぎです。 最近はあまり見かけませんが、タムの中には、超深胴(=エクストラ・ディープなどともいう)といって、かなり胴が長い(深い)タムもあります。パワー指向のドラマーが好んで使いますが、このタイプのタムは他のものよりもかなりセッティングが高くなってしまうということ。身長が低く、イスやスネアが低くなる人は、必然的にこのタムを傾け過ぎなければならない。 プレイ出来ないことはありませんが、かなり強靭な手首が必要になり、また指を使った繊細なコントロールはあまり出来ない(選択しづらい)ことになります。 初心者には向かないセッティングであり、タムです。 いぜれにせよ、タムとスネアの高さの差を克服するには、前後の移動(腕の曲げ伸ばし)を含めたスティックコントロールを繰り返す以外にありません。 |
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2006年04月22日発行第095号掲載 |
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