Beat46・WEBドラム教室[08-11]

【セッティングの知識11】

タムのセッティング(3)

フロアタム〜足の向きに注意〜

今回はフロアタムのセッティングです。
フロアタム(以下=FT)には3本の足が付いており、それぞれをFTの下部から長く出したり短く出したりして差をつけることで、FTを傾けて角度が付けられます。
この足は、先端にかけてなだらかにS字状になっていて、足の先端を外に向ければ安定します。
セットする時は、足の1本はバスドラムの方へ、もう1本は自分の側へ、残りを外側(スネアドラムがある側と反対側)に持って来るとバスドラムのペダルを踏むのに足が邪魔にならないでスムーズにセッティング出来るでしょう。
自分に近い所にセッティングすることは同じですが、こうすると特にバスドラム側に向けた足の先端が邪魔になることもあります。そのときは足の先端を少し中に向け、他の足の先端の向きも変えて、FTが倒れないように調節します。
FTの自分に近い側を押してみて倒れて来なければOKです。
(ここでいう「自分」とは全て、ドラムイスに座っている状態の自分です)
FTの高さの目安は、スネアドラムと同じぐらいか、少し低いぐらいが基本です。
すぐ上にあるタムと高さの差がついてしまいますが、これは止むを得ません。
FTを低くし過ぎると当然このタムとの打面の高さの差が広がるわけですから(スネアドラムとも差が広がる)なるべく低くならないようにすると良いでしょう。



2006年04月15日発行第094号掲載

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