Beat46・WEBドラム教室[08-06]

【セッティングの知識06】

〜メカニック・パーツのハイハット〜

 今回はハイハット(=H.H)のセッティングについて、解説します。
 H.Hは元々、シンバルを片手に1枚づつ持って、互いをぶつけたりこすり合わ
せたりして演奏していたもの(オーケストラなどで見られる)を左足を使ってや
ってしまおうと考え出されたと思われます。
 H.Hだけでなく、BDやSDも元はそれぞれ奏者が一人づついたのをまとめて一人
でやっちゃえという発想で、ドラムセットは生まれたわけです。非常に欲張りな
人、目立ちたがり屋の人、あるいは合理的な人が考えだしたのでしょうか?
(この歴史については調べてみたいと思います)

 2枚のH.Hシンバルのうちのトップ(上の方)にまず、シンバルの中心の穴を使
って、表裏の両側から専用の金具を取り付けます。
 この金具は、♂ネジと♀ネジのような関係になっていて、シンバルを挟むよう
に付けるわけです。この金具はスタンド付属のものです。もう1枚のボトム(下の
方)は、スタンドの柱の上にある丸い皿のような所があり、真ん中が少し飛び出て
いますが、そこをシンバルの中心の穴に通して、上向きに乗せます。
おっと、さらに中心に長い棒が通してありますね。その上の端からシンバルの穴に
通して乗せるんです。なんだ、乗せるだけかよ?そうです。むしろスタンドの仕組
みに直接関わるのはトップの方です。

 続きは次回にしましょう。





専用金具

金具をトップに
取り付けた図
ボトムを取り付ける図1

ボトムを取り付ける図2




ボトムを取り付ける図3

ボトムを取り付ける図4

ボトムを取り付ける図5

2005年10月29日発行第070号掲載

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