Beat46・WEBドラム教室[08-03]

【セッティングの知識03】

〜SDは少し傾けろ〜

今回はSDの高さと角度について述べます。

まず、SDは「スティックの構え方」で述べた解説に従って高さを決めます。
SDは手前に少し傾けると述べましたが、これは、叩いた時にSDのリム(側の金属
部分)にスティックが当たらないようにするためです。
基本的な振り方をした場合、「スティック先端のチップの部分よりも先にグリッ
プに近い部分が降りてきます」から、角度を水平にすると、このリムだけを叩い
てしまう可能性が大きく、打面をしっかり叩く事が出来ません。カンっとか鳴っ
ちゃってカッコ悪いです・笑。
<リム・ショット>と呼ばれる、リムと打面を同時に叩いて太い音を出す奏法が
ありますが、これも、SDを少し手前に傾けた状態で使います。
ほんの少し押し付けるような振り方をするので、水平だと失敗しやすいです。
試しに、SDを水平にセッティングしてみてください。
逆に向こう側に傾いているぐらいに見える筈です。これだと、普通の叩き方がや
りにくいですね。
ただし、傾け過ぎないこと。
自分から見てほぼ水平かなと思える程度で良いのです。


SDがセッティング出来たら次はHHです。これは次回にしましょう。




スネアドラムSDを傾けた図
リムショット1
リムショット2
2005年10月01日発行第066号掲載

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