Beat46・WEBドラム教室[08-02]

【セッティングの知識02】

〜開き過ぎない〜


前回で、BD、SD、HHのセッティングが重要と述べました。

ポイントを解説していきます。

BDペダルは固定されているので、HHスタンドをどう置くかで両足の開き具合が
決まりますが、この逆ハの字の角度があまり開き過ぎないようにHHスタンドを
置きます。
開き過ぎると身体が左側、つまりHH側に極端に向いてしまい、右側にあるフロ
アタム(=以下FT)などが非常に叩きにくくなる。
どのように置いても身体は多少左側を向きますが、実際に演奏するときは「正面
」つまりドラムセット全体が見えるようにわずかに上半身を右にねじる形になり
ます。
だから開き過ぎると極端に上半身をねじらなくてはならなくなり、しんどいです

こうなると知らず知らず身体は左側を向いてしまう筈です。「開き過ぎない」と
いう意味では、「あまり離し過ぎない」ということもポイントです。体格にもよ
りますが、間にSDが収まればいいわけですから、離しすぎるとHHが遠くなり、
またSDからも遠くなってリズムパターンを叩きにくくなりますね。
もとより、膝から下が地面に対して90度でなくなると、ペダルをうまくコント
ロール 出来なくなります。BDも同じです。
このことを頭に置いてセッティングしましょう。
遠過ぎても、近過ぎても駄目です。
イスも前後にずらしてみて決めましょう。(ただし、イスの高さは決めたら変え
ないこと)HHシンバルとSDが少し重なる位近づけていいと思います。
端から2、3センチ位は重なっていいです。SDの上にHHシンバルが少しかぶさ
る感じですね。
タムやシンバルもそうですが、原則、互いの位置が近いということが大切です。

次回、SDとHHシンバルの高さ、角度の関係について述べます。




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BD(ペダル)、HHスタンド、
SDの位置

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適度な位置
近すぎる状態
遠すぎる状態
2005年09月24日発行第065号発行

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