Beat46・WEBドラム教室 [06-03]

【バスドラムの鳴らし方03】

さて、イイ音したでしょうか?前回の続きです。
蹴り方、力を加える方向で、陥りがちなマチガイを述べます。
バスドラムが自分より前にあるので、どうしても前、つまりバスドラムに向かって蹴ろうとしがちですが、こうすると力が分散してうまく音を出せません。
力強く蹴った割には勢いのある音が出なかったり、連続的な動きが非常にやりづらくなります。
ドラムのペダルは構造上、真下に向かって力を加えた時に一番ビーターが勢いよく動くようになっています。
だから「地面を蹴ってジャンプするように」蹴るわけです。
大事な事をもうひとつ。
それは「ビーターは打面に当たったら戻す」ということです。
打面につけたままにせず、すぐ戻して、つまり始動の形にすぐに戻して次のキックに備えます。
ストンと落とした膝をまた引き上げればビーターも戻ると思います。
フットボードにいつまでも体重をかけないということ。
「かかと」は、蹴る時に膝を落とすので、多少下がり、勢いでフットボードに当たる程度はいいですが、ベタっとつけてしまわないように。
そして、音を出した瞬間に、膝を引き上げれば自然にかかとは浮きますね。
極端にかかとを上げる必要はないです。くるぶしから指の部分がフットボードに触れている状態になる程度に浮かせておけばいいわけです。
”踏む”という感覚だとどうしても、ビーターを打面につけたままにしてしまう。
え?そうやって演奏してる人もいる?はい、確かに居ます。
では、次回、ビーターをつけたままの場合と、戻す場合の音の違いを中心に解説します。読んで頂ければ、「やっぱビーター戻そうっ」って思うんじゃないかな〜って・笑。

では来週。




(写真1)
(写真2)
(写真3)
2005年05月14日発行第046号掲載

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