Beat46・WEBドラム教室 [05-01]

【スティックの振り方01】

〜回転軸=支点〜
「”支点のキープ VS 指使い”永遠の戦いだ!」


(写真1)

(写真2)

(写真3)

(写真4)

(写真5)

(写真6)

(写真7)
いきなり大げさなサブ・タイトルですが(笑)、 前回述べた、回転軸=支点について解説します。
 支点は、親指と人差し指で、スティックをつまんで 作ります。
正確には、「親指の腹」と「人差し指の第一関節」 にスティックが触れてる状態です。
この支点をキープしながら、 残り3本の指で包むと、前回までに述べた握り方の形となります。
 手の向きですが、手の甲が天井を向いてる状態が正しい向きです(写真1)。
そのまま、スティックの先を、上向きに半円を描くように動かしてみて ください。
(最初、手首を上に返して動きのキッカケを作ります=写真2)
 支点をそのままにしようとすると、スティックを包んでいた3本の指を 伸ばさなければならないのがわかります。。(写真3.4.5)伸びた指をまた曲げていくと (手首も下向きに返しながら)先端が回転し、元の握りの形になってスティックが 止まります。(写真6.7)
この繰り返しがスティックの「振り」です。
 ポイントは、「指が伸びても、スティックは指にくっついていくこと」です。 離れてしまうとスティックをコントロール出来なくなります。 やってみるとわかりますが、支点をキープしたままの、この3本の指の 曲げ伸ばし、結構きついでしょう?
逆に3本の指の動きを意識し過ぎると 支点がなくなってませんか?
特に人差し指がスティックから離れませんか?
この支点のキープと3本の指の動きの永遠の戦い(笑)がスティックコントロール の基本です。この動きにスピード、パワーを加えるために、手首や腕を使うのです。 (スティックを振る一連の動作については、写真がないとわかりにくいので、 後日WEB上に掲載します。)
 支点と、残り3本の指の動き、次のことをやってみるとつかみやすいです。 支点をスティックの先端の方の、チップのすぐ下あたりにずらして作り、 残り3本の指を曲げ伸ばししてスティックを動かして、グリップ部分で 下腕の筋肉をペタペタ叩いてみましょう。(手の甲はあくまで天井向きに)
重力の法則で、3本の指を伸ばしてもスティックはくっついてきてくれます。 支点もキープしやすいですね。(写真8.9)この感覚を忘れず、支点を正規の位置、 (グリップ側の端から、1/4あたり)に戻して振れればOKです。
 指をうまく使えるようになるには根気が必要。地道に繰り返してください。 ほら、あなた、出来ないからってイライラしな〜い・笑。


(写真8)     
  

(写真9)
2005年01月29日発行・第031号掲載

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