Beat46・WEBドラム教室[01-01]

【スティックの選び方・前編】

〜太めで軽めを選べ〜

 さて今回は、初めてスティックを買うという方のために選び方の目安を述べます。

 まず、種類のたくさん置いてある店に行きましょう。楽器店に行けば、OKです。
色々な種類があることを目で見て知ってください(かつての私はよろしくなかったですね・笑)。
 同じタイプのものを1ペアで選びます。太さは14〜16ミリぐらいのものがいいと思います。それより太いものは重くなってしまうし、細いと、基礎練習をするときに、指を使う感覚がつかみにくくなります。
 種類もこの太さの範囲のものが一番数多くあります。
チップ(=ドラムの打面に当てて音を出す部分。○型や、△型をしている)と反対側のグリップ部分を「傘をさして持つ時の感じ」で軽く握ってみましょう。指の長さ、手の形は人それぞれ違いますが、中指・薬指・小指の三本で包むように握ってみて、スティックが中で遊ばない程度の太さなら問題ないでしょう。
 握ったら、振ってみます。同じタイプのスティックでも、1本づつ、微妙に重さが違ったり、同じ重さでも重心の位置が違って、振った時に重さに違いを感じることもあります。
 スティックは木で出来ているので、木のどの部分を削って作られたかによって、かなり違いが出ることもあり、また、重心がチップの方に近いほど振った時に重く感じられるはずです。
 スティックの木目を見てください。同じような模様の2本を選んで、右手(利き手)で一本ずつ持って振り比べて、感覚に差がなければOKです。左右1本ずつ持って振ってみてもいいのですが、左右の力のバランスは違うはずなので、利き手の方に統一して振ってみる方が、重さや重心に差のない2本(1ペア)を選べます。

 以上のようにして選んで、どっちがいいかな?と迷った時に、
「より太い方を、より軽い方を」選んでください。
店によっては量り器が置いてあったりしますが、無視してよいです・笑。数字よりも感覚優先!あまり神経質になる必要はないです。
気がついたら閉店時間だった!ってことのないよ〜に・笑。

※次回は材質、チップの形について述べます。

2004年07月10日発行・第003号掲載

[→]次のページ[01-02]【 スティックの選び方・後編】

[←]前のページに戻る

【 スティックの選び方・メニュー】

[⇔]WEBドラム教室メニュー


Copyright (C) 2006-2015 Beat46 All rights reserved.
Beat46ドラム教室