WEBドラム処方箋
〜中級WEBドラム教室〜
「このシリーズの目的」
 当メルマガの「WEBドラム教室」では、原則として、「初めてドラムを触る初心者の人にも理解できるように、また、中級者以上の人の復習」のために、スティックの握り方から始まって、リズムパターンやフィル・インも初歩レベルから順に紹介しています。
 しかし、読者の中には「俺(私)はもう中級だよな。」と思っている人もたくさんいると思います。「中級」の定義付けは一言では言い難いですが、少なくとも、ドラムを始めて数年は経っていて、バンドなんかもやっていて、ある程度色んな曲もコピーして、自分なりに形にはなってる、という自負のある人は、少なくとももう初心者ではないよね。
 あるいは、ドラム教室で、8ビートの幾つかのパターンを体得し、4分、8分、16分音符の一通りを叩けるようになって、テンポキープもそこそこ安定させられれば、とりあえず初心者は卒業でしょう。
 この「中級シリーズ」では、そういう人が体得すべきレベルのテクニック、或いは、トライする時期にある内容、また、それらに関する巷の情報(解説)の捉え方を述べて行きたいと思います。

 私の教室の生徒の中にも勿論、中級レベルと言える人がいるのですが、その生徒が、どこからか得て来たドラム演奏のテクニックの解説についての話をしたり、また、質問をされたすることがあります。
 ただ、聞いていると、その解説、例えば「B.Dのダブル・アクションはこうやる」とか、「身体の使い方はこうする」ということについて、その解説には「根拠」が示されていないことが多い。
 もしくは、生徒自身が、単にその解説だけを覚え、「なぜそうするのか」という、理屈、理由付けを疑問に思っていない、ということ。
 また、最近、中級者であろうメールマガジンの読者から、前述した内容と似たような質問のメールが多く寄せられている。
 そういうことがしばしばあるので、中級者向けの内容も書こうと思ったわけです。
 生徒が持って来るその解説で典型的なのは、「売れているバンドのドラマーのインタビュー」あたりから引っ張って来たもの。
 あくまでもインタビューですから、そのドラマーが自身のプレイについて述べているのも、
「私はこういうふうにやってます。」
っていうのが前提。
 それを必ずしも基本・スタンダードととらえてはいけないということです。
 「根拠」や「なぜ?」という部分も、そのドラマーが求める音を出すための手段であるということであって、得てしてそれは基礎をふまえた応用であるか、もしくは、長年そのドラマーがやってきた形が、その人自身のスタイルとなり得た場合も多々あり、万人に通用するものとは限らない。
 「元(元→本来)はこういうことなんだ。」という部分が基礎、であり、そこをふまえた上で、その奏法を試すのと、何も知らずにただ真似るのとでは、その先の方向がまったく違って来ると私は思います。
 実際に生徒から話の出た内容や、私が巷のドラマーの演奏を見て感じたことなどを紹介し、根拠を示していきたいと思います。

2009年06月27日発行第261号掲載
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