Beat46・中級WEBドラム教室[md003-54]

【ハイハットワーク04-08】

 前号において、ハイハットを8分音符で踏みつつ、(バスドラムのキックは全拍8分音符ウラ)両手のエイトビートにおける動きも加えましたが、自分が出来るエイトビートのパターン=B.Dのバリエーションのすべてにおいて、ハイハットを8分音符で踏めるようになってください。
つまり、通常、バスドラムと両手で行うエイトビートのパターンのすべてに、ハイハットを8分音符で踏んで鳴らす動きを加えても出来るようになる、ということですね。
 その上で、今回の譜面を見てください。
両手両足すべてで8分音符を鳴らす、という形です。
実際のアンサンブルのフレーズとしては、強弱などをつけなければ使いにくい形です。
仮に強弱をつけても、スネアドラムやバスドラム、ライドシンバルの音を大きくして行けば、ハイハットを踏む音はほとんど聞こえなくなり、踏む意味を成さなくなって来ます。
 ですから、今回のこの形は「両手両足のコントロールのバランスを図る」のが目的、と考えて良いでしょう。
両手で同じ音符を、それぞれ違うパーツを用いて叩く、という動きは演奏で頻繁に行いますから、両手で同じ音符を叩く場合に、双方のタイミングを揃える、ということは重要ですね?
両手のタイミングをしっかり揃える、つまり、両手の力とスピードの差が極力少ないことが望ましい。
 両手で同じ動きを繰り返すと、弱い方の手が遅れて来ますよね?
今回の形を続けると、恐らく、ハイハットの音が他の部位の音よりも狂って来る、ズレて来ることが多いと思います。
ハイハットを操る足=利き足ではない足、これが一番動きの不自由な部位であろうと思います。
 次回に続きます。

2014年04月19日発行第512号掲載

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