Beat46・WEBドラム教室/レッスンレポート[lr006-06] 【練習の3本柱-06-】 |
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今回からは、練習の3本柱のうちの(2)テンポキープの精度を上げるための練習について述べて行きましょう。 テンポキープの練習には「メトロノーム」が不可欠です。 市販のメトロノームは、ほぼすべてと言っていいほど、耳に刺さるような甲高い電子音が鳴ります。 練習パッドを叩くだけなら、音量は小さくて良いですが、ドラムセットを使う場合は、メトロノームにもある程度の音量が必要になって来て、この甲高い電子音を大きな音で聴き続けているだけで、かなりストレスになります。 筆者としては、メトロノームよりも「リズムマシン」の使用をオススメしますし、筆者のレッスンでも使用しているのはリズムマシンです。 リズムマシンは、使い方を覚えるのに少々手間がかかる、というデメリットこそありますが、メトロノームとして使うならば、さほど難しい操作は必要ないし、使い方を覚えれば発展的な使い方が出来ます。 そして、メトロノームとして出す音の「音色」を選択出来る、これが何より良いところです。 カウベルだとか、リムカットの音で鳴らせば、耳にするだけでのストレスはほぼないと思います。 メトロノームは、基本的には4分音符を鳴らして使いますが、重要な注意点を初めに述べておきます。 それは「メトロノームとぴったり合わせて演奏の音を出さなければ意味がない。」ということです。 メトロノームを鳴らして練習をしていると、最初のうちはハシッたりモタッたりがひどくても、だんだん同じタイミングのところで落ち着いてきます。 ただしそれは、「メトロノームに助けられてキープ出来ている。」と捉えるべきです。 つまり、メトロノームがないとキープは出来ない、ということですね。 実際の演奏では、メトロノームは使わないのだし、メトロノームがなくてもテンポキープが出来るようになるための練習ですから、メトロノームの音と同じタイミングで出すべき音は、ピッタリとメトロノームの音と揃えて出し、それが出来る限り長い時間保たれるほど良い、ということです。 メトロノームの音が聞こえている間はズレている、と捉えましょう。 単なる演奏の合図であるとか、およそ合ってれば良い、というような認識でメトロノームを使う人は結構多い。 自分自身がそうかも!?と思った人は、今この瞬間から意識改革をしてください。 次回に続きます。 |
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2015年05月08日発行特別増刊第052号掲載 |
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