Beat46・WEBドラム教室/番外編
経験からのアドバイス[13-01]

【緊張に勝つ-01-】


 さて、今回からのお題は、「本番で気持ちよく、緊張せずに演奏する」ための対策についてです。私の経験したことを元に述べて行きます。
 先々週のメルマガ第295号での、筆者の過去の物語の中で、割と核心を突いて述べているので、若干内容がダブる部分もありますが、それを整理しながら、また、新たに付け加えて述べたいと思います。
 読者の皆さんの中には、既にバンドを組んでライブをやっている人もいるでしょう。ライブ本番前とか、本番の最中って、緊張しますよね?。
 なぜ緊張するんでしょう?。
 「緊張しやすい性格」ということを除いて話を進めるならば、緊張する具体的な理由があるから、ということです。
 「リハーサルや練習でやったことが、上手く出来ないかもしれない。」というのが最大の理由ではないかな?。
 リハーサルや練習とライブ本番では、演奏する場所が違う。ドラムセットも違う。照明があるということで違う。観に来るお客さんが居るということで違う。
 これらの条件の違いを、自分自身で自覚するが故に、「だから、もしかしたら、失敗するかも。」みたいな不安が生じる。といった感じであろうかと思います。
 この緊張を克服する、根本的な対策は、やはり「たくさん練習する」ことに尽きます。ただ、量に加えて「質」も大切です。
 「質」とは、演奏と間接的に関わる事柄も含めた準備をいかに行うかも含まれます。
 ポイントを箇条書きしてみると、

1.自分のセッティングの確立。

2.100回やって、1回も失敗することのない、リズムパターンとフィルインを使う。

3.本番の環境と同じ(若しくは類似した)条件を伴ってリハーサル(練習)をする。

4.『失敗は許されない!』と思ってリハーサル(練習)をする。

5.リラックスのための、自分のスタイルを作る。

こんなところでしょうか。

 次回より順に詳しく述べて行きます。

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2010年03月06日発行第297号掲載


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