Beat46・WEBドラム教室/番外編 経験からのアドバイス[05-02] 【習う心得-02-】 〜マンツーマンこそ理想〜 |
前回から続きます。 5人のグループレッスンで、マンツーマンレッスンと比べて仮に同じ時間で同じ料金ならば、グループレッスンの方が時間あたりの料金は5倍高いことになる。(あくまで単純計算ですが) ドラムセットに触れる時間が短いということは、長い時間繰り返せば出来るかもしれないことも、「届くか!?と思った瞬間にするりと手をすり抜けて行く」ような状態になり、なかなか出来るようにならない。そして次のレッスン時にはまた一から・・・なんてことにもなりかねません。 よもや、生徒の人数分だけドラムセットを用意出来る教室は存在しないに等しい。 (2、3台ぐらいならもしかしたら常備している所はあるかもしれませんがそんな教室の絶対数は少ないですね。) マンツーマンでは、少なくともレッスン時には講師は唯一人の生徒をじっくり見ることが出来る。 同じ事を教えるのでも、言葉を変えて、或いはクリアにするためのメニューを別に考えてやる事も出来る。 一人ひとりの性格や、趣味趣向、私生活のことも、生徒本人が許容する範囲で聞き出し、生徒をよく観察して、例えばスポーツ好きな生徒なら、スポーツに於けるスピードとパワーの出し方がドラムと共通している部分があることなどを実例を挙げて解説する。 ドラムセットに触る量・時間を考えても、講師の解説や内容の濃さの面から考えても、マンツーマンレッスンの方が断然質の高いレッスンが受けられる事はいうまでもありませんね。 そもそも、楽器のレッスンはマンツーマンでないと成り立たないと私は考えます。 「皆で和気あいあいと楽しむ」というのであれば、他に場はあるはずです。 「お料理教室」だとか、何か作品を作るような類いの教室なら、大人数でやるのが楽しいかも知れませんけどね。 Copyright (C) 2006-2015 Beat46 All rights reserved. |
2006年10月21日発行・第121号掲載 |
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